曖昧なまま、覚醒する空間
Awake yet ambiguous spaces
村上誠・村上渡
装置(舞台)+工作+写真+シンポジウム+遊芸
Makoto & Wataru Murakami
installation+maquette+ photograph+symposium+performance
Awake yet ambiguous space
The brothers Makoto and Wataru Murakami disbanded after being actively engaged in an art collective called Amatsuchi-Kosaku. Now, they will be re-united to put on a joint production for the first time since they disbanded. For this installation art, the entire gallery will be filled with their three-dimensional works and natural materials. This is their artwork, but at the same time, it is also the stage of their theatrical entertainment called Yugei (performance).
➊シンポジウム
循環と再生の詩学-〈美術〉ならざるものの挑発
2021年11月13日(土)17:00~
山本浩貴(芸術社会学/金沢市立美術工芸大学)
伊藤 鮎(静岡市美術館学芸員)
+村上 誠、村上 渡、山内啓司
■山本浩貴 Hiroki YAMAMOTO(芸術社会学/金沢市立美術工芸大学) 1986年千葉市生まれ。一橋大学社会学部卒、2018年ロンドン芸術大学博士課程修了。2013~18年ロンドン芸術大学トランスナショナル・アート研究センター博士研究員。韓国アジアカルチャーセンター、香港理工大学、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究所助教を経て、金沢市立美術工芸大学美術科芸術学専攻講師。著書に『現代美術史』中公新書 2019年、『レイシズムを考える(共著)』共和国 2020年、『アートと新しいエコロジー』以文社 2021年(予定)、『人新世の美術史(仮題)』美術出版社 2021年(予定)。
■伊藤 鮎 Ayu ITO (静岡市美術館学芸員) 静岡市生まれ。2008年静岡アートギャラリー勤務、2010年より静岡市美術館学芸員。担当した主な展覧会に「大原美術館展」「アルバレス・ブラボ写真展」「起点としての80年代」など。現代美術を紹介するシリーズShizubi Projectも担当し、2019年「Shizubi Project 7/1980年代-静岡」にて天地耕作を取り上げる。
■村上 渡 Wataru MURAKAMI(美術) 静岡県細江町生まれ。個展、グループ展の後、1988年から村上誠・山本裕司と美術プロジェクト「天地耕作」を開始。国内外で現地制作・展示・パフォーマンスを発表する。解散後、帰農して柑橘栽培に従事。2010年から表現活動を再開し、2013年『緩衝地帯Ⅰ』(CAVE)、2014年『緩衝地帯Ⅱ』八月の鯨/浜松、2015『緩衝地帯Ⅲ』(高橋メンタルクリニック/仙台)、2017年『緩衝地帯Ⅳ』(天竜アートキャンプ/浜松市天竜区)、2018年『農の記憶Ⅰ』アートストリート(新潟)。
■山内啓司 Keiji YAMAUCHI(映像/ギャラリーCAVE主宰) 磐田市生まれ。光のフィードバック現象を利用し、常に変化し時空の相互作用の中に生まれる秩序を作品にして、様々な分野のアートと融合する試みを続けている。2015年縄文国際コンテンポラリー飛ノ台博物館(千葉)、2016年〜2019年パリ白夜祭教会プロジェクト。2021年5〜6月ダンスと映像のコラボレーションを開催。
■村上 誠 Makoto MURAKAMI(美術/常葉大学) 静岡県細江町生まれ。1988年から村上渡、山本裕司と美術プロジェクト「天地耕作」 を開始、2003年に解散。その後、写真を中心に神戸・大阪・東京・名古屋で個展、 またCAVEでグループ展「ゆれる、境界」「四つの域」などを企画する。
➋遊 芸
遊行の、果て Ⅱ
2021年12月5日(日)17:00~
村上誠、村上渡、三井尚